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湯沢の元気印最終回はコスモトラベルさんです
こちらでは湯沢市の毎月1回、「湯沢の元気印」としてFMゆーとぴあと一緒にいろいろと頑張っているいる皆さんをご紹介いたします。


インタビューを受ける山本さん
湯沢の元気印第6回目は秋田コスモトラベルの所長、山本一太さんです。秋田コスモトラベルは横手市十文字のスーパーマーケットラッキー内にある地域に根ざした旅行会社。1996年に設立。2006年には旅行業第2種登録を行い、よりお客さまのニーズに応えられるようになりました。また地域興しの着地型旅行を企画し、ふるさとの情熱や魅力をアイディアいっぱいに発信し続けています。こまち塾が主催するセミナー等にも4年ほどまえからご参加いただいております。、それは湯沢の観光を考える上で将来的に着地型旅行を企画したいという思いがあったからです。たくさんの方がこの湯沢の地に来ていただけるように。今回はこの着地型旅行にもスポットを当てより地域が元気になるようなお話しをいただけました。それでは山本さんのインタビューをお聞きください。インタビューアーは当協議会の菅事業推進員とFMゆーとぴあの柴田優子さんです。
インタビュアー:当協議会 菅氏、FMゆーとぴあ柴田氏
柴田:湯沢の元気印最終回の第6回目は秋田コスモトラベルの山本所長です。
山本:みなさんこんにちは。私は山本一太(かずふと)と申します。よくテレビに出てくる参議院議員で山本一太(いちた)さんという方がおりますが、私は同じ字を書いてかずふとと申します。よく山本一太(いちた)さんよりはかっこいいと言われております。まぁ、84歳になる母親がよく言ってることなのですが(笑)
柴田:最近よく着地型旅行という言葉を聞くようになりましたが、本当に最近のことですよね。
山本:そもそも私が旅行会社を作ったこと理由は、こちらにお客さまに来ていただきたいということだったのです。地元にも旅行会社はあるのですが、秋田のお客様を外につれてゆくのがほとんどの旅行会社でアウトバウンドといいます。私がやりたいのはインバウンドという他の地域のお客さまに湯沢に来ていただくことだったのです。
菅:こまち塾でもインバウンドの旅行商品を作りたいということでいろいろなものを繋ぎ合わせて情報を発信したいと思っておりました。なかなか実際は難しいのですね。
山本:そうですね、着地型というのも最近注目されてきたのですが我々のところでは数年前から少しずつやってきてるのです。旅行業者が何故着地型旅行を好まないかといいますと4つの理由があります。1つは旅行業者自体が地域の魅力を知らない、2つ目は旅行を作るにあたって手間がかかること、3つ目は正直儲からない、4つ目はせっかく作った商品を販売するノウハウがないということです。この4つがクリヤできればお客さんをどんどん呼んで湯沢でも観光客がいっぱい歩けるような街になると思います。この地域はよその方から見ても物凄く魅力があるんです。温泉、食べ物はある、人は優しい、名物もある。とてもいい地域なのに地元の人たちが気がついていないというのがもったいないですね。
柴田:外の方が知っていて自分たちが知らないということがいっぱいあることについては、これから対応しなければいけない最優先課題かもしれませんね。さて山本所長が企画している着地型旅行について是非教えていただきたいのですが。
山本:いろいろなことがあるのですが、今話題になっているのは韓国ドラマアイリスの着地型旅行です。どのようにそのロケ地を周るかを考えたプランがございます。間もなくホームページなどでPRさせていただく予定です。内容については角館・田沢湖地域の皆さんと協力して作った企画で、たつこ姫像、ホテルイスキヤ、レストランORAE、田沢湖のアイリススキー場や公衆電話、そして鶴の湯温泉、抱き返り渓谷なども見ていただきたいなと思っております。
柴田:全国各地にいるアイリスファンの皆さんがどっと秋田にきたら凄いことになるでしょうね。地元の方ももちろんですが。
山本:そうですね、一番の問題はこれだけ有名になったのですが田沢湖駅に降りた時にどのように周ればよいかという二次アクセス、三次アクセスが整備されていないということです。今回はその点をフォローするために企画しました。日本での放送が3月初めスタート、秋田でも4月から放送されますので前もってこのような仕掛けを用意しておきました。
柴田:放送されたときにたくさんの方がきて、びっくりよりもがっかりしないようにしたいところですよね。期待以上のものを何か掴んで帰っていただきたいですね。
山本:そうですね、せっかく秋田まで来たのにこのようなパッケージ商品がないとお客様が駅で立ち往生してしまうので、少しでも楽に楽しく安く周れるようなプランを提案する必要があるんです。
柴田:地元の旅行会社から教えていただいた情報というのは嬉しいですよね。ところで、着地型旅行について具体的なドラマの名前などは出てこないのですね?
山本:そうなんです。この韓国ドラマアイリスですが、イビョンホンさんの主演です。ただ我々が企画したりする際にはドラマの名前や主人公の名前などは肖像権の問題で使用してはいけないのです。ですのであくまでも「韓国ドラマロケ地めぐり」ということなのですよ。
柴田:なるほど。いろいろな点で気を使わなければいけないのですね。
山本:そうです。いろいろな約束事があります。
柴田:ちなみにおいくらくらいですか?
山本:他県から来られた場合ですが、宿泊と交通、名物郷土料理が入ってまして、田沢湖からタクシーで4時間周ります。1泊朝食とタクシー代が込みでお一人様17000円からとなります。詳しくは当社のホームページにてご確認下さい。
菅:とてもいい商品ですよね。冬ソナツアーとかありますよね。私はアイリスは知らなかったのですが田沢湖高原スキー場にいったときにアイリスコースというのがあってはじめてわかりました。まだ放送になってないのでよくわかりませんが、韓国の方は随分と来てますよね。いよいよ日本でも放映されるのでこれからが楽しみですし、いち早く旅行商品を作っている秋田コスモトラベルさんはさすがだと思いますね。僕も行ってみたいと思います。
柴田:私たちも迎え入れる立場としてスムーズに対応できるように準備しないといけませんよね。
山本:我々が海外に行くときもそうですが、例えばその地域に来たらみんなが中国語で挨拶をしてくれたり、韓国語で挨拶ができる、そんな挨拶だけでもできるような地域があれば海外のお客様にとってはとても嬉しいことですよね。気軽に立ち寄って下さい、とか我が家でお茶をどうぞなんて看板があったら凄いですよね。そうやって観光客と交流をする。観光客との交流は最初は難しいかもしれませんがとても楽しいことだと思います。そういった観光客を受け入れる地域が出てきたら凄くいいことだなと思いますね。それが着地型を進めていく上でとても重要になりますね。
柴田:たびたびお話を伺っておりますが、住んでいる人たちが地元に誇りを持つことが一番大きいのかなと私は思いますね。
山本:そうですね、よそからのお客様がこちらに来られて本当にいいところですねと言われると、逆に我々がいいところに住んでいるんだなと誇りをもてるようになります。そのことで街を活性化できるんじゃないかと思います。
柴田:街を元気にということでまさに元気印のテーマになっていますよね。
菅:ずっとそういうためにずっと事業を行ってきました。まさにその集大成のことをお話いただきましたね。先ほど着地型旅行商品の成功ポイント(4つのポイント)を説明していただきましたが、やはり情報発信ですとか、地域を知る人たちがいっぱい集まってきて商品として成立するんだなと改めて感じました。そういう人材育成のためにセミナー等を開催してきました。いろいろと課題がありましたし、山本所長がおっしゃったような課題もあります。これらを順次クリアできるようになれば観光地としてどんどん活性化してゆけるんじゃないかと思います。
アイリスもきっかけですよね。まずはアイリスを見ていただいて今回作られた商品のノウハウなどをみんなで共有化してゆけば素晴らしい観光地が出来るんじゃないかと思いますね。
柴田:ツアーで秋田に来た方が湯沢に足を伸ばしてゆっくりしていただければ嬉しいですね。
山本:これから全国放送があり全国から秋田にお客様が来られるときに、湯沢地区をPRする方法が必要だと思います。特別なものを作るのではなく今ある湯沢のよさをPRしてそれに対してファンになってもらえるようにしないといけないと思います。ファンになると物も動きますし人の交流も出てきます。将来的には永住ということもあるかもしれませんので、このようなプロジェクトは将来を見据えて智恵を出し合って行動を起こすことが大事だと思います。
菅:講師の方が湯沢に来るときによく聞きますが、駅に降りてから遊べる仕掛けが十分な地域とそうでない地域の差がこれから出てくると思います。そういう意味では湯沢は駅から商店街がありますし、集約されているので面白いことができるんじゃないかなという期待と町並みに関しては先日郡会議事堂で先日絵画展があったのですが、湯沢の風景を見事に書いてあったのです。そういう画家さんがほれ込むような町並みはそうそうないと思います。あの絵や風景ももっと広めて、案内できる仕掛けも必要ですよね。
山本:湯沢の町は大変よく整備されています。とても周りやすくていい街です。が情報を発信する場所がないので、そういうことを意識して作り上げることが必要だと思います。私も駅前にいるとよく観光客に聞かれるんです。観光客が質問をしなくても自分で周れるような街づくりができるといいなと思っています。
菅:仕掛けはしっかりしないといけませんね。あとご当地の食べ物ですよね。例えば稲庭うどんです。どこで食べられるなども表示しないといけませんね。
柴田:そういう面ではこのFMゆーとぴあのある商店街にも飲食などの表示は必要ですよね。外から来た人たちにはわかりにくいですかね。
山本:私は市場なんかがいいと思うんです。例えば農産物を持ち寄ってこの商店街を使って自由市場にするとお客さんは集まってくると思います。地元も観光客も楽しいと思いますね。
菅:通の街ですからね、湯沢は。そういった通の部分をもっとわかりやすく表現しないといけませんよね。先日とある旅館にいったらせりの鍋が出ていました(第3回の元気印で三関のせり農家高橋さんをご紹介しました)。それを見たときは嬉しかったですね。いいものはどんどん取り入れて欲しいですよね。
山本:是非こういった行動をしてるところに入ったら自分がやれそうなことはどんどん行動に移して欲しいですね。
菅:山本社長はecoツアーの要請講座にも参加いただいているのですが(どういった方がecoツアーに参加するかその人を見たいということで)、物凄く先を考えているなと感じますね。
山本:ちょうどそういう話になったので何なのですが、旅行業者は地元のことをわからないという話を先ほどしました。我々旅行業者の立場から言うとその地域のことをよく知ってる人に我々旅行業者に情報を提供してくれるコーディネーターやプロデューサー的な役割をしていただきたいのです。そういった方たちと一緒に着地型旅行を作っていきたいのです。一回や二回ではうまくいかないかもしれませんが、何度もジャブを打ち続けることが大切で、それをやることによって活性化すると思います。そしてその中からもしかすると一つくらいヒットが詰まれるかもしれません。そういうことを繰り返し繰り返しやれるような土壌というかシステムを作り上げていきたいですね。
菅:まさにジャブを打ち続けている成果ですよね。
山本:何度も何度もやらないといけないと思います。
菅:そういうことずっとやり続けた人が勝つんですよね。
山本:そうです、成功するまでやると成功するんですよ。
柴田:各地で頑張っている方はたくさんいるのですが集約しにくいことはありますよね。そういう人たちを繋げてゆくのも私たちの仕事ですね。
菅:その通りだと思います。
山本:最後に宣伝になりますが、うちではこのたび中国事業部を立ち上げました。中国専門家がおりますので我々はこれからより深い中国の魅力を提供したいと考えております。また中国へビジネスチャンスを求めている方、中国とのネットワークを求めている方のために架け橋になれるようがんばってゆきたいと思っております。中国に興味のある方も是非ご相談下さい。わが社はお金はありませんが夢はいっぱいある会社ですのでよろしくお願いいたします。
菅:今回は実際に旅行商品を作っていらっしゃる山本さんのお話を聞けてとても勉強になりました。今までいろいろセミナーでチャレンジしてきましたが、まさに先ほどの4つのポイントをクリアするためにやらなければいけない課題が見つかりましたね。
元気印に関しましては皆さんはチャンレンジャーですよね。まさにジャブを打ち続けている方にたくさんお会いできて嬉しかったですね。そのような方々のネットワークを作り応援してゆくことが出てくると思います。私自身もいろいろなところでもっともっとチャレンジしてゆきたいと思います。
柴田:私も着地型旅行を生み出す一人のプロデューサになれれば、そして元気印になれればいいなと思います。これからも頑張りますのでよろしくお願いします。
菅・柴田:本日はお忙しいところ有難うございました。
コスモトラベルのホームページはこちら
2009年03月17日



