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秋田木工鉄工部 天童さん

こちらでは湯沢市の匠を紹介いたします。毎月様々な匠にインタビューを行いご紹介いたしますので楽しみにお待ちください!

秋田木工秋田木工
秋田木工の鉄工部の様子

第11回の「今月の匠」では曲木で有名な秋田木工株式会社さんにお邪魔してきました。この秋田木工さんでは数々の賞を受賞しているのですが、このたび同社鉄工部の職人「天童」さんが賞を受賞しました。そこで普段は表に出てこない職人の天童さんにスポットをあててみたいと思います。


インタビュアー:当協議会 菅氏・小山氏

菅:このたびは受賞おめでとうございます。それにしても曲木、いわゆる木工の会社で鉄工の職人さんがいらっしゃるとは思ってもみませんでした。失礼な話かもしれませんが(笑)

天童:私の仕事はどちらかというと表には出ない仕事かもしれませんね。例えば曲げ木の椅子を作るとしますよね。その木を曲げるのに使う金型があるのですが、それを作り出すのがなかなか難しいんですよ。

秋田木工菅:つまり天童さんの仕事ができないと製品は作れないということですか!なるほど、確かに金型がないと木を曲げることはできませんからね。

天童:金型も元は一本の鉄の棒です。これを図面から起こした枠にあてて作っていくんですよ。

瀬戸統括部長:そこが彼の技術なんです。

菅:なるほどね。それでは詳しく見せていただけますか?

天童:理屈では例えば、少し曲げるためにはどちらを何cmたたけば曲がるとかあるのですが、そこは理屈どおりにはいかないんですよね。まずは見ていただきましょうかね。

秋田木工秋田木工

天童:枠にあてながらたたき出したり、引っ張ったりして細かい作業を繰り返すんですよ。そうするとだんだん、少しずつ枠にあった形になってくるんです。
(そういって機械が出すものすごい音の中でもくもくと天童さんは作業をされました)

秋田木工秋田木工

菅:これは凄いですね!この短時間でここまでぴったりになるとは。

天童:今は見せるためなので完全じゃないんですが、だいたい流れとしはこんな感じですよ。

秋田木工秋田木工

瀬戸統括部長:この金型ができてようやく製造にはいれるわけですよ。
つまりうちの製品を作るには彼の技術が必要であり重要なんです。例えばこの金型は1つの製品に1つでは足りないんですよ。

菅:それはどういうことですか?

天童:作業をするのは1人じゃなくて複数人です。つまり作業をする人の分だけ必要なんですよね。

菅:なるほど!そうしないと生産効率が悪いですからね。

小山:まさに天童さんが秋田木工さんの技術を支えているといっても過言ではないんですね。今までどのくらい金型を作られてるんですか?

天童:何百種類かなぁ。

菅:何百ですか。凄いですよね。今日は秋田木工さんにきて凄いしか言ってない気がしますが(笑)

天童:例えば一つの椅子を作るのに金型は一つじゃないんですよ。最低でも4つ、5つは使うのでその分作らなければいけないってことです。

菅:天童さんはまだまだ頑張らないといけませんね!

瀬戸:先日の授賞式では体の続く限りといってくれましたので、まだまだ頑張ってくれると思いますよ(笑)

菅:今日はお忙しいところ本当にありがとうございました。秋田木工のこれからにまだまだ期待できますね。

秋田木工で製造している曲げ木の椅子はこちらです。

大塚家具のブランドで販売されていますので皆さんも是非ご利用ください。

後日工場見学編をアップいたしますのでお待ちください。

秋田木工

秋田木工のホームページはこちら

2009年08月28日