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今月の匠

第4回:箸職人阿部敬(湯沢市稲川)
第3回:元湯くらぶ(湯沢市皆瀬)
第2回:栗駒フーズ(湯沢市皆瀬)
第1回:松岡麹店(湯沢市小野)

身につけたい!ビジネスマナー

 

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こちらでは湯沢市の匠を紹介いたします。毎月様々な匠にインタビューを行いご紹介いたしますので楽しみにお待ちください!

栗駒フーズ 売店高橋社長
栗駒フーズ工場内の売店(左)と高橋社長(右)

第2回目は湯沢市皆瀬の栗駒フーズ 高橋社長のお話を伺うことが出来ました。 栗駒フーズは、小安峡温泉から湧き出る温泉を利用して乳製品を製造する、全国で初めてのメーカーです。最近では低殺菌牛乳だけではなく、牛乳屋さんのソフトクリームやヨーグルトなど全国から注文が来るという企業として注目されています。


インタビュアー:当協議会 菅氏

菅:早速ですが、社長の地域への思いやこの仕事に対するやる気を思う存分お話していただきたいと思いますので宜しくお願いいたします。

高橋:(お茶ではなく牛乳を出していただいて)まずは当社の牛乳を飲んでみてください。

菅:おっ?!

高橋社長高橋:どうですか?ちょっと甘みがあるでしょう。牛乳というのは牧場や季節によってその味の特徴があるんです。例えば冬は味が濃くなったり、春になって草を食べるようになると青っぽい味になります。

菅:青っぽい味ですか?

高橋:スーパーで売ってる牛乳は全国から集めたものを混ぜているからいつも同じような味になるんだけども、本当は違うんですよ。これが牧場の味なんです。
あとは牛が飲む水。通常牛が牛乳を出すとその3〜4倍の水を飲むんです。その水が水道水ではなくて、山から水をひいてるんです。

菅:お客さんはその味の違いはわかるものですか?

高橋:やっぱり電話が来ますね。味が変わったんじゃないかって。でもそれがその季節の味なんですよ。それをまずわかって欲しいなと思いますね。
あとは餌のとうもろこし。やはり牛に気を使ってますよ。それだけ気を使っても今は水よりも牛乳のほうが安いというのがちょっと気にかかりますね。

菅:今はそうかもしれませんね。高橋社長

高橋:自動販売機の水のほうが高いんですよ。牛乳の消費が少なくなってきているのが生産者としては寂しくて仕方がないです。その理由はテレビなどで牛乳は飲んでも体には意味がないなどと言ってるんですね。本などでも書かれていますし。
それは高温殺菌の牛乳のことをさしているんですよ。

菅:高温殺菌?

高橋:そうなんです。120〜130度で殺菌した牛乳のような飲み物といったほうがいいですかね。そのテレビの影響で学校給食から牛乳をなくした学校も出てきたようですよ。
それは全部高温殺菌の話なんです。うちは低温殺菌というのが特長なんです。

菅:低温殺菌なんですね。

高橋:実は前述の本にも「牛乳を飲む人は低温殺菌の牛乳を少し飲んでください」としっかり書いてはあるんです。
先日デンマークに視察にいったら、高温殺菌牛乳には「乳幼児には与えないでください」と書いてあるんですよ。ヨーロッパではもうそこまでいっているんですね。でも日本では厚生労働省が害になる証拠がないということで明記もしない。でも本やテレビではそこまで報道されている。

菅:栗駒フーズさんのお客さんはどのような方が多いのですか?

高橋:うちは県外が多いですかね。例えば東京の伊勢丹やクイーンズ伊勢丹などの高級スーパーやホームページを見ての注文もあります。何せ値段は通常の牛乳の倍以上しますからね。ある意味、高級ブランドになっているのかもしれません。

高橋社長菅:それも戦略ですからね。本物志向が強くなってきているということですよね。

高橋:ヨーグルトも特徴があるんです。通常は発酵乳と表記するんですが、それは乳酸菌量が1000万以上あればいいのですが、当社のヨーグルトでは10〜16億くらいになるんです。100倍以上ということです。東北では小岩井農場も有名ですが、うちはそれ以上の数値であるんですね。
うちの製品は高いとよく言われますが、数値でみると妥当だと思っています。

菅:そうなるとお客さんは限られてきますね。

高橋:一度食べて味を覚えたお客さんは間違いなくリピーターになりますね。やはりこうやって違うことをしないと大手には太刀打ちできませんから。

菅:はっきりしたポリシーといいますか、理念があるからお客様もわかっているのでしょうね。特徴というのがその企業のブランドであり、キーポイントなんでしょうね。

高橋:ただ、牛乳は数量が落ちてきてます、これは残念です。その代わりですが、ソフトクリームがものすごく伸びてきています。
うちのはただ牛乳を濃縮加工して、それだけで作ってるのが評判になっているのでしょうね。これはものすごく時間がかかるのですが、やはりお客様に喜んでいただいてますので決して手抜きはできませんね。

菅:そんなに時間がかかるんですね。それを聞いたら食べたくなってきました(笑)

高橋:湯沢市の中心にもカウベルというお店がありますし、横手のふるさと村と大曲駅前にも店がありますので是非寄ってみてください。最近お陰さまで売上げが伸びてきているんですよ。

畑山:湯沢のお店は観光客もよく食べてますよ。牛乳屋さんのソフトクリームだって。

菅:ベンチを置いてみてみんなに食べてもらえばいいんじゃないですか?

高橋:それはいいですね、是非やってみましょう。湯沢の商店街の活性化にも繋がるかもしれませんね。

菅:今後は商品開発に、お店での販売に、ネットでの販売に楽しみが増えてきましたね。御社だけでなく湯沢の地域発展のためにも是非力をお貸しください。期待しております。

高橋:どうもありがとうございます。これからも頑張ります。


高橋社長温泉で低温殺菌

最後に工場をぐるっと見学し、ご自慢のソフトクリームもいただきました。
この大自然の中で食べるソフトクリームはもう言葉になりません。皆さんも是非お近くの栗駒フーズ売店でお召し上がりください!子供だけじゃなく大人も虜になること間違いなしですよ!

栗駒フーズのホームページはこちら 

 

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